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お知らせ

2024.04.12幼稚園だより

4月巻頭言

暖かな春の日差しの中、喜びに満ちた新年度が始まりました。例年に比べて桜の開花がゆっくりだったために、舞い落ちる薄いピンクの花びらが、緊張した子どもたちを迎えてくれることでしょう。昨年度、年中組の子どもたちが植えたチューリップも次々と咲きだし、園庭を明るくしてくれています。
今年度の園の目標を職員で話し合い「身近な自然に触れ、自然の良さに気付く」「言葉を育てる」としました。毎年作っている腐葉土を保育に取り入れて、自然に対しての興味関心を広げていこう、昨年に引き続き、神保先生から言葉や、絵本の事を学び、掘り下げていこう、と意見も交わしました。するとそのことを知っていたかのように、卒園生の保護者の方から、「土の活性化や森を育てる活動をしているので、何か幼稚園のお手伝いができないか」との申し出がありました。あまりにもタイミングが良いことに驚くともに、卒園しても幼稚園の事を考えて下さり、支えて下さる想いに感謝の気持ちでいっぱいになりました。今年度は卒園生の保護者である金瀬さんを中心に手伝っていただき、土について学びの時を設けます。どんな学びの時になるのか、今からわくわくしています。
時を同じくして、次の御言葉に出会いました。「そこで、あなた方に言うが、何でも祈り求めることは、すでにかなえられたと信じなさい。そうすれば、その通りになるだろう」(マルコによる福音書11章24節)私たちには全体的に信頼がおける案内役として神様がおられることを信じ、子どもたちのために最善の保育ができるよう祈り求めていきたいと思います。                 園長 桾沢明子