news & topics

お知らせ

2024.03.06幼稚園だより

3月巻頭言

冬とは思えない暖かな日が続いたかと思えば、地面が凍る真冬の寒さに戻り、激しい寒暖差のある月末でしたが、園庭の木々や花々は芽吹き始め、いつもより少し早い春の訪れを感じています。
先日「いずみの園保育園」の年長組が松沢幼稚園に来園し、年長組同士の交流の時を持ちました。「いずみの園保育園」は、松沢幼稚園創立者賀川豊彦が作った社会福祉法人雲柱社の保育園で、上北沢北口の近くにあります。小規模保育園のため、年長組は女の子7名、男の子3名の10人。社会福祉法人の理事長は、「うちの子どもたちは少人数だからおとなしくて」と言っていました。けれども子どもたちは、部屋にくると大きな積木に向かい、臆することなく遊びはじめ、どんどん思うように遊びを展開していきました。松沢の年長の子どもたちは比較的用心深く、新しいことに対して慎重になる子が多いので、その姿が大いに刺激となりました。また、松沢にはいない男性保育士の存在が嬉しかったようで、何人もの男の子たちが保育士に群がっていたのが印象的でした。遊んだ後は一緒に礼拝をし、歌を披露し合ったり、リズム遊びをしたり交流の時を持ちました。保育園の子どもたちが、伴奏なしで10人とは思えない大きくてきれいな声で歌うのには感心しました。帰り際に子どもたちが口々に「ピアノが素敵だった」と言うのを聞き、松沢幼稚園の年長組は、毎日グランドピアノの伴奏で歌を歌える環境でいられること、改めてありがたいと思いました。環境が違っても、同じ雲柱社の子どもたちなので、一緒の讃美歌を歌ったりお祈りをしたりする中で、どこか似た雰囲気を持ち安心して過ごせ、楽しいひと時となりました。
職員室にいると、友達の名前を呼び合いながら、楽しく遊んでいる子どもたちの声が聞こえてきます。入園当初は、毎日「ママに早く来るように電話をして下さい」と頼みに来た子も、職員室を覗き長々と話をしに来た子も、いまでは友達と遊ぶことに夢中でなかなか来てくれなくなりました。この1年、ご家庭で心配をしたり気を揉んだりしたこともあったことでしょう。それでも幼稚園を信頼していただき、どんな時にも子どもたちを励まし、送り出して下さったことに感謝いたします。この学年で過ごす日も、残り少なくなりましたが、仲間と思う存分遊び、一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。                   園長 桾沢明子