9月巻頭言

長いお休みが明けて、子どもたちが幼稚園に戻ってきました。新型コロナウイルスが５類となり、行動制限がなくなった４年ぶりの夏休み。久しぶりに会う親戚の方々と楽しいひと時を過ごしたり、山や海など自然を満喫する経験をしたり、兄弟やお家の方といつもよりゆったりと向き合う時間を過ごすなど、それぞれ豊かな時を経験したことでしょう。
　今年の夏休みは、初めて親子で参加するワークショップを行いました。ひとつのプログラムだけに参加した親子や、いくつものプログラムに参加した親子など参加の仕方は様々でしたが、幼稚園の３分の２の園児がどこかのプログラムに参加し、大盛況となりました。何より、どの講師の先生もプログラムが終わった後、「楽しかった」とおっしゃって下さったことが、とても嬉しかったです。「おやこDEアート」を主宰して下さった「おたもあ商店」のインスタグラムには「子どもたちを見守るお母さま達の温かな視線。お母さん同士や全体が仲良くて、日ごろから子どもたちの成長を温かく見守る体制を感じる素敵な幼稚園でした」と感想を投稿して下さいました。感謝の思いでいっぱいです。
参加された方々のアンケートでは、
・子どもに向き合ってじっくりと様子が見られて嬉しかった。
・会場が幼稚園だったので気兼ねなく参加できた。
・夏休みに入り幼稚園を恋しく思っていた気持ちが満たされた。
・在園児ばかりでなく、小学生の兄弟も参加できるプログラムもあり、家族で楽しめた。
等、感想が寄せられました。（アンケートのご回答ありがとうございました。）
今回のアンケートを踏まえ、また素敵なワークショップが企画できるよう考えていきたいと思います。（ワークショップの様子は、幼稚園インスタグラムに掲載しています）
9月は、お母様方が１学期から心を尽くして準備して下さった松沢デーや、年長組はおじいさま、おばあさまを迎えての敬老の日参観、年少組は親子遠足があります。この時期の子どもたちは、１学期の経験や夏休みの経験を基盤としてぐっと成長する時期でもあります。それぞれの行事を楽しみながら子どもたちの成長を喜びたいと思います。　　　　　園長　　　桾沢明子