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お知らせ

2023.07.18幼稚園だより

8月巻頭言

梅雨明けの知らせを聞く前に、ここ数日は眩しい太陽が照りつけ、真夏のような暑さが続いています。最初の数日は、園庭の大きな欅の木陰で遊んでいた子どもたちですが、日が経つにつれ気温は上昇し、この数日、熱中症警戒アラートが発表され危険な暑さとなったため、室内で過ごすこととなりました。
それぞれの子どもたちが、幼稚園で安心して過ごせるようになった今、幼稚園の中で他学年の子と接し、同じ幼稚園の友達として、認めたり、受け入れたりしながら交流を深めている様子があちらこちらで見られています。年中組のK君は「よく飛ぶ飛行機」を折るのがとても上手です。そのことを知った年長組の子どもたちが、自分達にも教えて欲しいとお願いしました。ちょっと照れながらも急遽折り紙の先生に。折り紙先生は上手に折り方を教えてくれました。また年中組のRちゃんは幼稚園の中で、預かり保育で一緒だった年長のお友達を見つけました。するとまるで姉を見つけた様に嬉しそうに近づいていき、一緒に遊び出しました。また、恐竜好きの子どもたちが,他学年混ざって1冊の図鑑を見る様子や、年長組の子どもたちが組み立てた大きな積み木の家に小さい友達を招き入れる様子等、兄弟が少ない環境で育った子どもたちが、他学年の友達と自然にかかわり、仲間として受け入れたり、お世話をしたりする姿を嬉しく思って見ています。
松沢幼稚園は、本日をもって夏休みになります。今年度は新しい試みとして、ワークショップを開催することにしました。夏休みに、子どもたちと保護者の方が幼稚園に来て、何かワクワクすることを体験する場所を作りたいとの私の呼びかけに、担当して下さる講師の方々も、あんなことはどうか、こんなことをしようか、とワクワクしながら考えて下さいました。楽器作りや、花紙を使ったアート、スペシャルお話会、折り紙、ヒップホップダンス、どんなワクワクが待っているか楽しみにしています。
私自身思い出してみると、子どもと過ごした夏休みは、親にとっても楽しいひと時で、心の中にたくさんの宝物を残してくれました。今年の夏休みは、子どもたちはどんな経験をしてくることでしょう。長い休みとなりますが、ご家庭で休みだからこそできることを経験し、2学期に心も体も成長した子どもたちに会えること楽しみにしています。   園長 桾沢明子