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お知らせ

2023.07.04幼稚園だより

7月巻頭言

梅雨の合間に、お日様の光がキラキラと降り注ぐ日が増えました。園庭の紫陽花は大きな花を付け、綺麗に咲いています。
5月の後半より感染症や風邪症状の欠席が多くなり、園閉鎖や学年、学級閉鎖が続き、なかなかみんなが揃うことが出来ない毎日となりました。子どもたちの中には、高い熱が何日も続いたり、咳がなかなか治まらなかったり、家族も体調を崩したという話も伺いました。また、東京都では、ヘルパンギーナ、RSウイルス、溶連菌感染症等、感染症の報告が急増しているということです。ここ数年、マスク生活が続き、免疫力が低下し、流行りやすい状況だったのかもしれません。
保育は毎日の積み重ねで流れていきます。今日出会って心を動かした経験が、次の活動を生み出します。例年この時期は、新しい学年にも慣れてきて、友達と名前を呼び合い、心を通わせ、今日一緒にした経験を「また明日もしようね」と約束し、次の日期待を持って登園してきる様子が見られます。けれども感染症のために、その経験がとぎれとぎれになってしまったことが残念です。そして子どもたちが健康で、毎日元気に通ってきてくれることの大切さを改めて感じさせられました。集団生活は、どうしても感染症や風邪の感染は避けられないですが、感染が拡大しないためにも体調が悪い時は早めに休むなど、お互いに気を付けていきましょう。1日も早く、子どもたちが回復し、毎日元気に登園できることを祈っています。
7月は年長組がお泊まり保育に出掛けます。お家の方から離れ、八王子の自然の中で、幼稚園や家庭では経験できないことを、友達と先生でたくさん経験してきます。お泊り保育の準備として、年長組は一緒に行くグループメンバーと、グループ活動をしています。グループ活動では、自分の意見を言ったり、相手の話を受け止めたり、自分の役割を担ったりとみんなで一緒の目標を持って頑張る姿があります。お泊り保育は、お家の方とともに行く旅行とは違い、我慢することや頑張ることもたくさんあることでしょう。けれども、友達と一緒だからこそ頑張れることもたくさん経験することと思います。その経験が子どもたちの自信となり、これからの成長に繋がってくれることを願います。  園長 桾沢明子