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お知らせ

2022.05.06幼稚園だより

5月園だより巻頭言

新緑がまぶしい季節となりました。園庭ではモッコウバラがきれいに咲き、こいのぼりの泳ぐ下で子どもたちは元気に遊んでいます。
4月に入園した太陽組の子どもたちは、日に日に表情が柔らかくなり、緊張も和らいでいっているようです。園庭では、お花に水をあげたり、ダンゴムシに夢中になったり、砂場で型押しや山づくりを楽しんだりと自然の中で、気持ちを解放させています。進級した子どもたちは、ひとつ大きくなった喜びの中で遊びにも生活にも生き生きとしている様子が感じられます。また、小さなお友達に優しくしてあげようと、張り切って太陽組の子どもたちのお世話をしてくれる姿もあります。一方では環境や友達関係の変化に戸惑っている姿もあります。ありのままの子どもたちの姿を受け止め、寄り添いながら一人ひとりが安心して過ごせるようしていきたいと思います。
幼稚園では午前中の自由に遊ぶ時間は、どこのお部屋で遊んでも良いことになっています。子どもたちの降園後職員室では、誰がどこにいて何をしていたかを報告し合い共有しています。その報告で「昨日まで○○だったのに今日は出来たのね」等、子どもたちの小さな変化を知ることができ、喜び合います。毎日の幼稚園で経験する積み重ねにより、子どもたちは自信をつけていきます。そしてその自信が生きる力となっていく事でしょう。
ゴールデンウィーク開けは、4月の緊張や連休を楽しく過ごした後の疲れが出て、心身ともに不安定になることもあります。連休中はゆっくりと子どもたちの緊張した気持ちをリラックスさせて休み明けには元気に登園してください
【今月の聖句】
「子どもたちを私のところに来させなさい。」  マルコによる福音書10章14節
イエス様は、神さまの存在を素直に受け入れる者、子どもたちこそが神の国に入るのに相応しい者だ、子どもは大人と比べて未熟な存在ではなく逆に大人が模範とするべき存在だと言っています。子どもたちのように素直に神さまを信頼して歩んでいきたいと思います。 。

園長 桾沢明子