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お知らせ
2021.04.28幼稚園だより
5月巻頭言
新緑の美しい季節になりました。園庭ではパンジーやマーガレット、モッコウバラが綺麗に咲き、泳ぐこいのぼりの下で子どもたちは元気に遊んでいます。
入園して間もない太陽組ですが、子どもたちは虫を探したり、花に水を上げたり自然との触れ合い中で気持ちを解放させ、少しずつ緊張もほぐれてきたようです。進級した子どもたちは、学年が上がった喜びや自信の中で、自分たちが太陽組の時にしてもらったことを思い出しながら、小さなお友だちに親切にしてくれます。ひとり一人が大きくなった自覚から、表情がお兄さんお姉さんらしくなっていることを感じます。そして太陽組が降園すると少しほっとした表情になり、先生に甘えたり、小さい子を気にせずに思いきり走ったり、ボール遊びをしたりと、自分たちの世界を楽しんでいます。子どもたちは、とても頑張っている反面、新しい環境になって不安な様子も見られます。ひとり一人の表情や、遊びの様子等を職員間で共有し合いながら、気持ちを充分に受け止めて、過ごしていきたいと思います。
保護者の方々も新しい関わりが始まりました。トンネルの下では、学年を越えてお母様同士、声を掛けあい、お話している様子が見られます。新型コロナウイルスの感染により、人との距離を取る生活やマスクを付けての日常は、お互いの声が聞きにくかったり、表情が分かりにくかったり、コミュニケーションをとる難しさを感じます。けれども人との関わりが難しくなった今だからこそ、その関わりの大切さに気付かされます。保護者の方々が協力しながら幼稚園のお手伝いをして下さる姿や、困ったときは助け合ったり、大変そうな人には声をかけたりする親同士の関わり合いを見て、子どもたちは人との関わり方を学んでいくでしょう。感染予防対策を取りながら制限のある毎日ですが、どんな交わりが出来るか知恵を出し合いながら、人との関わりを大切にして欲しいと願っています。神様に導かれ、松沢幼稚園で出会った保護者同士、お互いに支えあいながら一緒に子育てを楽しんでくださるよう願います。 園長 桾沢 明子