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お知らせ

2026.01.10幼稚園だより

1月巻頭言

明けましておめでとうございます

新しい年の幕が上がりました。皆さんはこの冬休みをどのように過ごされたでしょうか。年末年始ならではの特別な空気の中で、ご家族との語らいや心に残るひとときが、きっといくつも生まれたことと思います。子どもたちがどんな景色を見て、どんな気持ちを抱いて登園してくるか、そのお土産話を聞くことが楽しみです。

私事ですが、昨年長女が出産し、初孫が誕生しました。普段はなかなか会えず、アプリに届く写真に癒されていましたが、冬休みには何度か会うことができました。娘夫婦は一生懸命子育てに向き合っており、お父さんも積極的に参加していて、頼もしさを感じています。今は周囲に頼れるサービスや情報も多く、子育てを支える環境が整っていることを実感します。

それでも、あふれる情報の中で「どれが正しいのだろう」と迷ってしまうことがあるようです。周囲の何気ない言葉や、インターネットで目にする断片的な情報に心が揺れ、涙してしまう場面もあります。便利なはずの情報が、かえって不安を大きくしてしまうこともあるのでしょう。子どもを大切に思う気持ちが強いほど、「完璧にしなければ」「間違ってはいけない」という重圧が親を追い詰めてしまうことが心配です。

だからこそ、子育ては家族だけで抱え込むものではなく、周りに助けを求めることがとても大切だと感じます。誰かに頼ることは弱さではなく、親子が心地よく過ごすための大切な選択です。不安や戸惑いは胸の中にしまい込まず、声に出していいのだと思います。誰かに話すことで、ふっと肩の力が抜ける瞬間が生まれます。

幼稚園という場は、子どもたちだけでなく、保護者の皆さんにとっても大切な“つながりの場”です。同じように悩み、同じように喜びを感じながら子育てをしている仲間がそばにいることは、大きな支えになります。困ったときには遠慮なく声を掛け合い、助け合いながら、一緒に子どもたちの成長を見守っていける関係を育んでいただけたらと思います。

新しい一年を迎えた今、あらためて心に浮かぶのは、子育ては一人で抱えるものではなく、周りの人々と手を取り合いながら進んでいくものだという思いです。そしてその役割をこの松沢幼稚園も担っていくことができるよう、そんな優しいつながりの輪が、この幼稚園で今年もゆっくりと広がっていきますように。    園長 桾沢明子