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お知らせ

2021.12.02幼稚園だより

12月巻頭言

園庭の木も美しく色づき、落ち葉の舞う中で、子どもたちは元気に遊んでいます。
先月行われました個人面談では、幼稚園とご家庭で、子どもたちの成長や課題を共有することができた貴重な時間となりました。幼稚園では個人面談を子どもの成長を支えていく手がかりとして、とても大切に思っています。一人ひとりがどのように成長したのか、今後すこやかに成長していくためには、どのような課題があるか、職員同士話し合い、時間をかけて入念に準備をしています。子どもたちのより良い成長のために、個人面談でお聞きした話も心に留めながら、日々の保育も充実させていきたいと思います。
幼児期の子どもたちは、自分と違う意見の子がいるのを知り、みんなが自分とは同じでないと気が付き、言葉にして自分の気持ちを伝えなければいけないことを学んでいます。そしてどのようにしていくべきか、大人の背中を見て育っていきます。私たち大人は子どもに身に付けて欲しい姿にふさわしい行動をし、手本となるように心がけたいものです。神様に導かれ松沢幼稚園で出会った保護者同士、お互いの価値観を認め合い、ともに協力して子育てをしていきましょう。
アドヴェントクランツに1本のろうそくが立ち、クリスマス準備期間であるアドヴェントに入りました。町では、イルミネーションが輝き、クリスマスソングが流れ、商業ベースに乗せられたクリスマスが繰り広げられています。けれども本当のクリスマスは、神の独り子イエス様が私たちと同じ人間の一人としてお生まれになった事を喜び祝う時です。各お部屋では、聖書のお話をたくさん聞いたり、お部屋を飾ったり、讃美歌を歌いながらクリスマスを迎える準備をしていきます。年長組の子どもたちは、イエス様のお誕生の出来事を劇にして演じます。また、クリスマスの喜びをおうちの方と分かち合うために、プレゼント作りもします。どんな贈り物でしょう。楽しみにしていて下さい。ご家庭でもアドヴェントからクリスマスまでの間、子どもたちが話す話に耳を傾け、クリスマスの本当の意味を分かち合いながら過ごして欲しいと願います。
16日、17日にはそれぞれの学年に分かれておうちの方と共に楽しいクリスマスを迎えたいと思います。  園長 桾沢明子