news & topics
お知らせ
2022.12.01幼稚園だより
12月巻頭言
冬の訪れを感じさせる季節となりました。園庭の木々は色づいた葉を落とし始め、子どもたちは夢中になって、綺麗な葉っぱを拾い集めています。
神様からたくさんの恵みをいただいていることを感じながら過ごした11月。感謝祭では子どもたちが「こんな野菜を持ってきたよ」と張り切って自分の持ってきた野菜や果物を見せてくれました。そしてその野菜、果物を綺麗に飾り、神様に感謝する礼拝を捧げました。また翌日には、持ち寄った野菜を使ってカレーを作り、みんなで頂いて、収穫の喜びを分かち合いました。カレーを作っていると何人もの子どもたちが「いいにおいがしてきたよ」「園長先生頑張ってね」「おいしいカレー作ってね」と覗きに来て、応援してくれました。たくさんの応援という愛情が入ったカレーは格別な味だったようで、子どもたちは次々「おいしかったよ」「たくさんお替りしたよ」「作ってくれてありがとう」と私のところに言いに来てくれました。
世界に目を向ければ、憎しみに支配されたものによって、たくさんの命が踏みにじられています。そこには、子どもたちと同じような小さな生命も犠牲になっています。神様は憎しみが愛に代わり、平和が実現することを望んでおられることでしょう。私たちは、毎日おいしいご飯を食べ、温かな布団に眠り、愛に溢れた生活ができることに感謝しながら、悲しみの中にいる人や困っている人に目を向け、自分たちに出来ることは何か考えクリスマスを迎えたいと思います。
今月の聖句 「さあベツレヘムへ行こう。主が知らせてくださったその出来事を見ようではないか。 」 ルカによる福音書2章15節
イエス様がお生まれになったその嬉しい出来事を一番に天使から知らされたのは、当時身分が低いとされていた羊飼いたちでした。自分たちは忘れられている存在だと思っていた羊飼いたちにとってどんなに嬉しかったことでしょう。天使の知らせを素直に受け止め、イエス様を拝みにベツレヘムを目指します。そして飼い葉おけに寝かされているイエスを拝み、神様に感謝し賛美しながら野原へと帰りました。神様はどんな人にも愛を注ぎ、一番大切なイエス様を私たちの元に下さいました。 園長 桾沢明子