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お知らせ

2022.11.07幼稚園だより

11月巻頭言

秋も深まり、木々の葉も少しずつ色付いてきました。
先日の運動会は、お天気が心配された中での開催でしたが、全学年が揃って行うことができ、子どもたちの頑張りや成長を保護者の方々に見て頂けたこと嬉しく思っています。太陽組は幼稚園に入って初めての運動会でしたが、緊張しながらも踊ったり、走ったり、楽しむことができました。年中組は昨年の運動会をイメージしながら、一人ひとり自信を持って競技に参加している様子が窺われました。
前々日の運動会ごっこ(予行練習)では、年少・年中組の子どもたちが、年長組のパラバルーンに大歓声をあげて、「僕これが好き。」「来年はこれやりたい。」と目を輝かせていたのが印象的でした。パラバルーンはこの2年、感染症予防のために行うことができず、年長組の子どもたちは見るのもやるのも初めてという子ばかり。最初はパラバルーンができることの嬉しさが大きかった子どもたちも、動きを覚えること、音楽に合わせてタイミングを取ること、全員の力と心を合わせることが難しいことを知りました。けれども練習をしていくごとに自分の動きに責任に持ち、自覚が生まれ、真剣な表情となっていきました。運動会の当日、年長組の真剣なまなざしで取り組んだパラバルーン。全員の心が一体となり、達成感を味わった表情はとても輝いていました。
翌週に行われた保育参加では、保護者の方々が積極的に子どもたちの中に入って下さ
り保育に参加して下さいました。子どもたちにとって、保護者の方々と目線を合わせ、心を寄せ、一緒に共感できたこと、その心地よい感覚は子どもたちの宝物になったことでしょう。

【今月の聖句】 「わたしの隣人とはだれですか。」ルカによる福音書10章29節
律法学者がイエス様に「隣人はだれか」と尋ねると、イエス様は強盗に襲われた人を助けたのは身分の高い人ではなく、仲の良い国の人でもなく、普段あまり仲が良くない国のサマリア人だったたとえ話をしました。そしてそのサマリア人と同じようにしなさいと言われます。私たちもその心を持つことができるでしょうか。イエス様は私たちの隣人として共にいて下さる方です。イエス様の愛の中で、今日も過ごししていきましょう。                 園長 桾沢明子