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お知らせ

2024.09.12幼稚園だより

9月巻頭言

長い夏休みが終わり、ひと回り大きくなった子どもたちが幼稚園に戻ってきました。静かだった幼稚園には再び、子どもたちの活気ある声が響いています。夏休み中には、それぞれが様々な経験をしてきたでしょう。子どもたちの話を聞くのが楽しみです。
この夏は毎日が非常に暑く、「命に関わる暑さ」と報道されていたため、子どもたちの安全が心配でした。また、台風や大雨、大きな地震などの災害が各地で発生しました。ご親戚やご友人は無事でしょうか。被災された方々に、心からお見舞いを申し上げます。
夏休み中に開催されたワークショップは、どれも大盛況でした。園児51人が何らかのワークショップに参加し、小学生のお兄さんやお姉さんたちも一緒に楽しみました。夏休みの幼稚園は、いつもとは違う特別な雰囲気があり、少し緊張して恥ずかしそうな子どもたちも、友達との再会やワークショップを楽しんでいました。集中して取り組む姿や、楽しさでいっぱいの表情を見せる子どもたちの新たな一面を見ることができて、嬉しかったです。
幼児期や小学生時代の自然体験や文化体験が、自尊心やコミュニケーション能力を育て、大人になってからの生活に大きく影響すると言われています。この夏休みに幼稚園や家庭での体験が、子どもたちの成長に役立ったことでしょう。
今年度から始まった夏休みの預かり保育では、職員も、普段とは違う子どもたちを預かるため、担任に日常の様子を聞いたり、「にじ」でできる活動を考えて準備をしたりしていました。少人数で過ごす「にじ」は、毎日あたたかく楽しい雰囲気で、担当した職員も楽しんでいました。
さて、2学期が始まります。9月は、お母様方が1学期から心を尽くして準備して下さった松沢デーや、年長組はおじいさま、おばあさまを迎えての敬老の日参観、年少組は親子遠足があります。また、これからの2学期は、1学期と夏休みの経験を土台に、子どもたちが大きく成長する重要な時期です。それぞれの成長を喜びながら、9月の保育を進めていくことを楽しみにしています。  園長 桾沢明子