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お知らせ

2023.01.31幼稚園だより

2月巻頭言

1年で一番寒い月となりました。先日は10年に1度レベルの強烈寒波が襲来し、いつも元気な子どもたちも首を縮め「さむいさむい」と、冬の厳しい寒さを身体で感じていました。
音楽家である園児のお父さまお母さま方のご厚意により、バイオリン、チェロ、ピアノの新春コンサートを行いました。いつものお部屋がコンサート会場となり、子どもたちはおうちの方と一緒に演奏者の目の前で生の演奏を聴くことができました。年少組、年中組の子どもたちは、身体でリズムを取り、手を叩いたり歌ったり音楽を身体全体で楽しんでいました。年長組は、ひとつでも音を聞き漏らさないようにとても真剣に聴き入り、1曲1曲大きな拍手を送っていました。
今、音楽はスマートフォンなどで聴いたり、動画配信で視聴できたり、いつでも手軽に楽しめるようになりました。けれども、電子機器を通して聴く音楽と生演奏で感じる音楽とでは大きな違いがあります。子どもたちは耳からだけではなく、音が響く空気を肌で感じたり、早く動く指や弓が弦をこする様子を目で見たり、演奏者の息遣いを心で感じ、臨場感にあふれる本物の音楽の世界に入り込み、楽しんでいました。今年度は、8月に尺八とピアノ、11月にバイオリンと10種の木管楽器、そして今回のバイオリン、チェロ、ピアノによるコンサートと様々な生の演奏に触れることができました。それぞれの楽器が奏でる美しい音に感動した心を忘れずに、子どもたちにはこれからも美しいものに感動する心を持ち続けて欲しいと願います。
3学期も残りわずかとなり、お部屋では幼稚園で毎日積み重ねてきた楽しかったことを思い出しながら、この1年を振り返っています。そして、こんなことも出来るようになった、こんなに大きくなったと成長できたことに誇らしい思いでいる子どもたちです。エンジョイデーでは、そんな子どもたちの様子を見ていただこうと準備しています。お家の方と一緒の楽しい時間となればと思います。
【今月の聖句】 「ここに愛があります。」ヨハネの手紙Ⅰ 4章10節
私たちが神様を愛したのではなく、神様が私たちを愛し、私たちの罪を償う生贄としてイエス様をお遣わしてになりました。ここに愛があります。                                   園長 桾沢明子