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お知らせ
2022.02.17幼稚園だより
2月巻頭言
寒さが一段と厳しい時期となりました。今年は例年に比べ、寒い日が続いています。それでも子どもたちは霜柱を見つけて足で踏む感触を喜んだり、手を真っ赤にさせながらも砂場にお水を流して池を作ったり、寒さに負けず元気に遊んでいます。木々のつぼみも膨らみ始め、神様は寒い冬でも春に向けて準備して下さり、命を守って下さっていることを感じます。
新型コロナウイルスの変異株オミクロン株は、これまでに比べて圧倒的に感染力が強く、子どもたちへの感染が拡大しています。今回幼稚園では、保護者の方々が日々感染予防を心がけていらっしゃることや、手洗い消毒とマスク着用の徹底、短時間黙食でのお弁当、室内の喚起等、日ごろの感染対策により、園内感染を防ぐことができました。けれどもこのような感染状況の中、これからもいつ、どこで、誰が罹ってもおかしくない状況です。引き続き日々の生活を整えて免疫力を高め、感染予防に心がけ、この難局を乗り越えていきましょう。
子どもたちはこのようなコロナ禍の中でも、日々の生活や遊びの中で、いろいろなことに出合い、発見し、楽しい気持ち、嬉しい気持ち、悔しい気持ち、悲しい気持ちなど様々な思いを経験し、確実に成長していることを感じます。そして、出合った体験を自分のものとし、未来につなげていっています。一人ひとりを振り返ってみると、一人で過ごしていた子どもが友達と協力して遊ぶようになっていたり、すぐに喧嘩別れしていた子どもたちが、意見を出し合いじっくりと遊び込めるようになっていたり、中当て、ドッジボール、サッカーなどルールのある遊びを仲間と確認しながら、大人が入らなくても自分たちで遊べるようになっている姿が見られます。どんな環境であってもその時代を生きている子どもたちに良い経験が与えられるよう、これから先も感染状況を見ながら、今出来る子どもにとって最善なことを考え、子どもたちの日常を守り過ごしていきたいと思います。
罹患された方やその家族の健康が守られ、平安がありますように。そして1日も早く日常が戻ってきますようお祈りいたします。
園長 桾沢明子