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お知らせ
2023.12.11幼稚園だより
12月巻頭言
舞い散る枯葉や冷たい風に、本格的な冬の訪れを感じるこの頃、今年もあと残りひと月となりました。
先日はボランティアを募り、腐葉土のかき出しを手伝っていただきました。休日を返上して手伝って下さったお父様、急な呼びかけに答えてきて下さった卒園生のお兄さん方、お母様や子どもたちも一緒に黙々と腐葉土を運んで下さり、園庭の木々にお布団のように掛けて下さいました。ボランティアの皆さんのおかげで、腐葉土置き場は空っぽになり、今年の葉っぱを入れる準備を整えることができました。ありがとうございます。
これからの時期、園庭では欅や桜、柿等が葉を落とし、まるで絨毯のように園庭を埋め尽くします。その葉っぱを腐葉土置き場に入れて水を掛けたり、かき回したり、米ぬかを混ぜたりしながら1年をかけて腐葉土を作っています。普段なかなか土と触れ合う経験がない子どもたちは、腐葉土置き場に近づいてきて、土を恐る恐る触ったり、出てくる虫に歓声を上げたりしながら、「なんだかカブトムシの匂いがするね。」「土があったかくなっているね」「この土は真っ黒な色をしているね」と腐葉土の感触を五感で感じています。この栄養がたっぷりの腐葉土を使って、チューリップや野菜も育てていきたいと思います。
日曜日には、上北沢児童館で風太郎フェスティバルがあり、委員の方々が手作りおもちゃコーナーを担って下さいました。風太郎フェスティバルには、近隣のお子さんがたくさん集まり、手作りのおもちゃコーナーもとても盛況でした。お手伝いして下さったお母様、ありがとうございました。また、ゲームコーナーを任されている卒園生や、他のブースで働いている卒園生保護者の方々にもお会いできました。上北沢という地が、子どもたちを宝として地域で育てていくという姿勢が強く感じられ、そこに松沢幼稚園の卒園生や卒園の保護者達がたくさん関わっていることをとても嬉しく感じました。
アドヴェントクランツのろうそくが1本灯されて、各お部屋からクリスマスの歌が聞こえてきます。アドヴェントの期間、クリスマスの意味を聖書の話や絵本で知りながら、また、お部屋を飾り、讃美歌を歌いながら、イエス様のお誕生を祝う準備をしていきたいと思います。 桾沢明子